K店長の宝石ストーリー
第8話
キャッツアイ

艶やかな蜂蜜色をした石に猫目状の光条がキラリと走る。
見る者を一瞬たじろがせるミステイアスなキャッツアイ。
この石を身につけている人は、何でも見通せると考えた古代人は、キャッツアイを恐れたと言われています。
相手の偽りを見抜くばかりでなく、自分自身の心の内を覗くのもキャッツアイのストーンパワーです。
あまりにも気が急いで自分の周囲が見えなくなっていると感じられたらキャッツアイと向かい合いじっと静かに見つめてください。
冷静な思考力・判断力が高まって状況がつかめてくるでしょう。

キャッツアイはあなたの第3の目・明瞭な思考力を育んで本物は幸福をキャッチするでしょう。



Pt900クリソベリルキャッツアイ


キャッツアイという名称は、鉱物名ではなく色石をカボションカットした際に「シャトヤンシー効果」といわれる
一条の光の帯が現れる石を指す総称です。
光の帯がまるで猫の目のようであることからキャッツアイをよばれるようになりました。
エメラルド・水晶・トルマリンなど50種類にものぼる色石にシャトヤンシー効果が現れます。
しかし最も美しくシャトヤンシー効果が映える鉱物は「
クリソベリル」であることから、通常キャッツアイというと
クリソベリル・キャッツアイ」を指すようになっています。



キャッツアイを選ぶポイント 光の帯が鮮明でシャープに出て
しかも光の帯が石を2分するように中央を横断している。
色相で最も評価がたかいのが「ハニーカラー」と形容される蜂蜜色。
次にアップルグリーンとされています。
    
クリソベリル・キャッツアイの硬度は8,5、ダイヤ、サフャイア、ルビーに次いで硬い宝石です。

アレキサンドライトキャッツアイ
 同じクリソベリルの仲間で光線によって赤茶や青緑に変色して見えるキャッツアイで
より希少価値が高い宝石です。
主な原産地 スリランカ・ブラジル・インド・ダンザニア・ロシアなど

その他注目のキャッツアイでお薦めは、トルマリンキャッツアイ。
価格的には更に安く購入できるのが、シリマナイトキャツアイ・クォーツキャッツアイなどがあります。
美しいキャッツが現れる石ならお薦めだと思います。
注)ダイガーアイと呼ばれる虎目石は、宝石としての価値はほとんどないと考えてよいと思います。

キャッツアイの宝石ことば キャッツアイの象徴
気まま 光輝 危険と困難の予知

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